XサーバーでWordPressの手動インストールをやり直す方法

Wordpress,復旧

XサーバーにWordpressを手動インストール。

1つのMysqlに複数のWordpressをインストールができたり、WEBサイトの設定を丸ごとコピーできたりととても便利です。

ですが操作になれないうちは失敗する事も。

1つ目のWordpressであれば丸ごと削除でも構いませんが、1つのMysqlに複数のWordpressが入っていると丸ごと削除もできません。

  • この記事ではXサーバーでWordpresの手動インストールを失敗した時の復旧方法について解説していきます。

 
 

復元方法を知っていれば、いざという時に困りませんよ。

復旧したいMysqlをバックアップする

復旧したいMysqlにすでにWordpresのデータが入っている場合はMysqlのバックアップを取っておきます。

詳しいバックアップ方法はこちらの記事から確認できますよ。

mysql-復元XサーバーのMysql復元と手動バックアップ方法
 
 

新規でMysqlを作成した場合はMysqlを削除して作り直すという方法もあるのでこの作業は必要ありません。

やり直したいドメインを初期化する

念のために復旧したいドメインを初期化しておきます。

Xサーバーのサーバーパネルから『ドメイン設定』を選択
ドメイン一覧から対象ドメインを選択して『初期化』を押す
ドメインを確認して『ドメイン設定の初期化』をする
ドメインの内容確認をした後にドメインの初期化を実行する
ドメインの初期化完了

 
 

『処理か完了しました』と表示されますが、すぐに新しいデータをアップロードしても反映されるまでに時間がかかります。

初期化後1時間程度おいてから作業を開始した方が安全です。

Mysglが重複するとWordpressがインストールできない理由

次にMysqlの中にあるWEBサイトのデータを削除します。

1つのMysqlに複数のWordpressをインストールした場合はデータベース接頭辞で識別されています。

インストールに失敗したときと同じデータベース接頭辞を使おうとすると、Wordpressの手動インストールをする時にエラーとなってしまいます。

別のデータベース接頭辞を使えばWordpressの手動インストールは出来ますが、使用しないデータベースができてしまいます。

後でどのWEBサイトのデータなのかわからなくなるので、使用しないデータベースは極力削除しておきましょう。

 
 

データベースは記事内容を保管する為の箱のような物。

WordPressの手動インストールの時に『もうその箱はあるから同じ名前の箱はもう作れません』

と言われてしまっているという事ですね。

Mysqlの中にあるデータを削除する前に必要なもの

Mysqlの中にあるデータを削除する為に必要な情報は次の3つ。

  • 削除したいWordpressのデータベース接頭辞
  • Mysgl作成時のユーザー名
  • Mysql作成時のユーザーパスワード

WordPressのデータベース接頭辞はどこを見れば良い?

WordPressのデータベース接頭辞はWordpressをインストールした際にサイト情報に入力した部分です。

インストール中では図の場所に入力した文字列です。

Mysqlの中ではこのデータベース接頭辞でそれぞれのWordpressのデータが管理されています。

 
 

データベースは記事内容を保管する為の箱のような物。

WordPressの手動インストールの時に同じ名前の物がサーバーにあると『もうその箱はあるから同じ名前の箱は作れません』

と言われてしまいます。

Mysqlのデータベース削除は普段使っているXサーバーのサーバーパネルから『phpmyadmin』という場所に入る必要があります。

『phpMyAdmin』にログインするには?

phpMyAdminにログインするにはIDとパスワードか必要になります。

IDとパスワードはMysqlで設定したユーザー名とユーザーパスワードです。

Xサーバーの場合は

  • ユーザーID⇒ xs_〇〇〇〇
  • パスワード⇒Mysqlユーザー登録時のパスワード

となっていますよ。

mysql作成方法XサーバーのMySqlを手動で作成する方法

Mysqlの中にあるデータを削除する手順

ではMysqlにあるデータを削除する手順を解説していきます。

Xドメインのサーバーパネルから『phpMyAdmin』に移動します
MsqlユーザーIDとパスワードで『phpMyAdmin』にログイン
『phpMyAdmin』のダッシュボードにある『データベース』で
データベースを一覧表示させる
対象のデータベースをクリックして内容を表示させる

『information_schema』は変更しない

information_schemaはシステム用のファイルなので、誤って変更しないように注意しましょう。

 
 

『xs_〇〇〇_データ接頭辞』と表示されている場所をクリックしてくださいね。

『構造』が表示されるので『テーブル』を押してデータを並べかえる
 
 

『テーブル』を押して並べ替えるとデータが探しやすくなりますよ。

削除したいデータにチェックを入れる

 
 

画像では『wo_test3』というデータベース接頭辞がついているファイルを選択しています。

画面下部からチェックしたものを削除する

データ削除の確認が出るので『はい』を選択してデータを削除する
『構造』からデータが削除されているか確認する。
データ削除完了したら

これでMysqlの中にあるデータは削除できました。

もう一度Wordpressの手動インストールをしてみてくださいね。

Wordpress複数インストールXサーバーにWordPressを複数インストールする方法

データベースの操作がでればトラブルを避けやすい

普通にブログ運営をしているとなかなかMysqlのデータを操作する事はありません。

ですが、Mysqlの操作を覚えておくとWEBカスタマイズ等の場合はとても便利。

WEBサイトで使うテーマやイラスト等は代用ができますが、体験談の記事や写真は元にはもどせません。

大切なブログを無くさないようにWEBサイトを守るスキルも上げていきましょう。

Wordpress複数インストールXサーバーにWordPressを複数インストールする方法